2007年10月22日月曜日

寺子屋私塾

 有松・桶狭間には江戸時代末期から明治初頭にかけ子供たちに読み書きなどを教えていた人たちがいる。桶狭間では長福寺の僧侶が1866(慶応2)年から1872(明治5)年まで18人の生徒に読み書きと算術。農業の梶野清左衛門が天保以前から1866(慶応2)年まで15人に読み書きと算術、作法を教授していた。有松では祇園寺の僧侶・信操永堅が1849(嘉永2)年から1882(明治15)年まで、20人ほどの人に仏典・漢籍の読み。武士の梶田松次郎が子息の清之助とともに安政のころから明治初年まで、約20人の子供たちに読み書きを指導していた。また、有松の「右与衛門」と「おとも」も教えていたとされるが詳しいことはわからない。

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