2009年5月5日火曜日
展示品:99 なるみ荘分譲地区割図・なるみ荘第二分譲地区割図
1928(昭和3)年、なるみ荘の宅地分譲開始。
2009年5月8日~8月9日 東海道の宿場「鳴海」の古今~記者の目で見つけた地元の歴史~(荒木集成館)展示品 淡河俊之コレクション
2009年5月8日~8月9日 東海道の宿場「鳴海」の古今~記者の目で見つけた地元の歴史~(荒木集成館)展示品 淡河俊之コレクション
展示品:98 鳴海球場入場券

第23回全国中等野球大会(現在の全国高校野球選手権大会)東海予選大会が昭和12年(1937年)7月21日から8月4日まで鳴海球場で開催された。その招待券。
鳴海球場は1927(昭和2)年、総工費36万余円・面積1万2千坪で完成し、昭和11年2月9日には日本で初めて「巨人軍」と「金鯱軍」のプロ野球の試合が行われた球場。
昭和33年10月に閉鎖され、現在は名鉄自動車学校となっている。
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展示品:97 古今西方往生記(鳴海山中泉谷教主)
天保4年(1833)京都光明寺で僧侶となった亮光が、鳴海山中泉谷に阿弥陀堂を建立し、古今50人の往生の様子を集めた和綴本
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展示品:96 愛知郡史談
制作年月不明。和綴本(成海神社など掲載)。
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展示品:95 幼学綱要児童用教科書(1・2・3冊)
展示品:90 船徳利
揺れる船の中で倒れないように底が平たくなっている。鳴海から伊勢・知多へ船が出ていた。また、江戸へ向けて酒も運ばれていた。
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展示品:89 武家提灯
家文の付いた螺鈿の棒に取り付ける箱提灯でたたむと下蓋が上蓋の中に納まる、上蓋には蝋燭を出し入れする窓がある。婚礼などに用いられた
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荒木集成館
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荒木集成館
展示品:85 弁当箱
檜や杉などを使って薄く板状に剥ぎ、火にあぶったり熱湯や蒸気でふかし、丸く曲げて作られることで曲げ物と呼ばれる。板を楕円形に保つため、桜や樺などの樹皮を利用して合わせ目を縫っている。
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展示品:84 弁当箱
持ち運びができる重箱になった朱塗りの弁当箱。5段になっており、手に提げて花見や屋外での芝居見物などに持参して楽しんだ。
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展示品:82 鳴海代官所建物柱
大高に移築されていたが、道路拡張工事で消滅。柱の一部分を裁断して残す。
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展示品:80 名古屋汎太平洋博覧会

会場見取図・絵葉書・冊子・市電の切符に記念スタンプ。
昭和12年3月15日から5月31日の78日間、名古屋市南区臨港地帯(現・港区港明)
において名古屋市が主催、愛知県・名古屋商工会議所が協賛した博覧会。「関係国間の文化並びに産業の発達、平和の増進」を目的として開催され、鳴海からも絞りを出品した記録が残っている。
名古屋汎太平洋博覧会については金城学院大学情報文化学科中田ゼミによる Webアーカイブ が詳しい。
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展示品:79 武士訓(1・2・3・4冊)
和綴 1865(正徳5)年 武士の心得を書いた書物
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展示品:77 鳴海伏見屋での自殺書置き
1857(安政4)年12月5日、鳴海宿伏見屋で起きた、本地村「源兵衛」20歳と、沢潟屋の飯盛女「ゑい」21歳の心中事件の遺書の写し。源兵衛の分もゑいが書き残している。
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展示品:76 藩札

諸藩が財政救済のため発行した紙幣。領国内の流通と幕府貨幣との兌換を原則とし、金札・銀札・銭札のほか米札などもあった。1661(寛文元)年の福井藩の発行を最初に、明治までに125藩が約1700種類の藩札を発行している。1879(明治12)年に全ての藩札を新貨に交換する作業が終了した。
紙幣
「名古屋商方会所銀札」
表 一 米味噌酒
塩油薪 代銀壹匁分 印
右御預り置申候
午三月
裏 名古屋
米穀屋 印
此配符御当地限他御支配地江 焚味噌屋 印
御進物之義ハ御断申候 引換 酒造屋 印
之義者商方会所二而取扱申候 塩 屋 印
油 屋 印
薪 屋 印
「銀札」は現代の商品券と同じようなもので、これ一枚で米・味噌・酒・塩・油・薪のいずれかを、銀一匁分(銭六十から七十文、今の二千円ほど)購入することができた。ただし名古屋以外では通用しないので、他の地方の進物には使えない旨などが裏書されている。
同じ銀札が名古屋市博物館常設展に展示されている。
紙幣に関する最古の文献は1334(建武元)年に発行された記録が『建武記』に「紙幣をつくり内裏造営に資す」とある。続いて伊勢の度会府で足利末期に羽書と呼ばれる私札を発行したとされるが、実物は見つかっていない。羽書は端書のことで紙幣が小額なことから付いたとされる
徳川幕府は硬貨で通したが、各藩は財政難から幕府の許可を得て藩札を発行した。最初に藩札を発行したのは越前福井藩だが、明治までに125の藩が発行している。また幕府の許可を得ずに、特産物の商品券の形で「紙札・塩札・酒札」などを発行した。
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展示品:75 濃尾大地震記録図(測候所記録)
展示品:74 貧乏徳利
酒の量り売りは江戸中期から広まり、問屋から酒屋に運ばれた酒を徳利を持って各人が買いにいくようになった。最初は徳利も大形(5合)だったが、のちに貧乏徳利(2合半)が主流となった。町の名前が「ナルミ相原町」「大高」「有松」などと書かれている。
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展示品:73 火熨斗(ひのし)
衣類など布製品のしわを伸ばす道具。アイロンが日本に入ってくる前から使われていた。丸い金属の部分に炭火を入れ、その熱でしわを伸ばす。昔は、火鉢に絶えず炭火があり、炭火を必要とする道具はいつでも利用できた。
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展示品:71 なるみ焼大茶碗・茶碗
幕末から明治にかけて鳴海に複数の窯が築かれ、さまざまな「なるみ焼」が作られた。鳴海の金剛寺には、鳴海焼の十六羅漢・雲上観音などがある。
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展示品:69 東海道木曽路年玉道中記大成
定飛脚問屋嶋屋佐右衛門 不許賣買
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展示品:66 一円銀貨
明治時代の貨幣 日本の竜1円銀貨・1886(明治19)年 アメリカの1ドル銀貨・1884(明治17)年。
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展示品:65 太平武将年代重宝記
展示品:64 携帯用蝋燭立
懐中燭台。3本の真鍮の脚板と支柱からなり、それぞれ折りたためる。幕末の頃、田中久重が考案したといわれる。
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展示品:61 煙管・煙草入
煙草は鉄砲といっしょにもたらされたとされてる。
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展示品:60 火打石・火打金
火を点けるには火打石と火打金を打ち付け、その火花を火口に飛ばし、炎が上がったら、硫黄を塗りつけた付木に移し、灯火などとして利用した。火打袋に入れて旅などでも持ち運んだ。火打石にはチャートが使われる。
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展示品:59 おみくじ 真鍮製
江戸時代とされるが、どんなときどこで使われたかはよく分からない。
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展示品:53 小田原提灯
上部と底が銅製で、閉じると円盤状になり携帯しやすくなっている。小田原の甚左衛門が考案し、享保の頃広まったと伝えられる。
2009年5月8日~8月9日 東海道の宿場「鳴海」の古今~記者の目で見つけた地元の歴史~(荒木集成館)展示品 淡河俊之コレクション
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展示品:49 第一回国勢調査
展示品:48 高札
展示品:44 行器(ほかい)
外居とも書く搬出用の食物収納具。外出するとき弁当などを入れて竿で担ぐ。
2009年5月8日~8月9日 東海道の宿場「鳴海」の古今~記者の目で見つけた地元の歴史~(荒木集成館)展示品 淡河俊之コレクション
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展示品:40 山茶碗・甕の破片
展示品:37 忠臣蔵鳴海絞着物姿役者 国周
画・国周 版元・ 制作・ 竪中判
2009年5月8日~8月9日 東海道の宿場「鳴海」の古今~記者の目で見つけた地元の歴史~(荒木集成館)展示品 淡河俊之コレクション
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展示品:36 新撰太閤記 豊宣
展示品:35 桶狭間前田犬千代軍功 延一
展示品:34 桶狭間大合戦之図 芳虎
画・芳虎 版元・宅間敬五郎 村瀬彦八郎 制作・年月不明 三枚組 彫栄 芳虎・通称は辰五郎で生没年不詳 国芳門人(のち破門) 号は一猛斎・錦朝楼 猛斎 今川義元を稲川治部太夫源義元としている。
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展示品:33 尾州桶狭間合戦 豊宣
展示品:32 桶峡合戦之図 周延
画・揚洲周延 印刷兼発行者・新栄堂古橋新之助 制作・1955(明治30)年 三枚組
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展示品:31 東京日々新聞(毎日新聞の前身) 第1号 木版摺り
1872(明治5)年2月21日 彫・村橋昌蔵と弟子 32×46㌢ 1部140文 発行部数1000部 題字は謙堂で横に飛雲模様を描いたのは落合芳幾と思われる。
トップ記事は長野県で起きた貞婦「せん」と悪僧「慶山」の事件。次は岩倉具視らの欧米使節団に随行した福地桜痴の手紙を掲載した。米国ソルトレークシティー(ユタ州)のモルモン教徒の一夫多妻を認める共同体に関するもので、末尾に豪雪で摂氏4度の寒さを伝えている。続いて軽い町ダネで、神田の酒店が開店祝に無料で酒を出したら、街に酔っ払いが溢れた。論評で「仁が過ぎれば却て禍があるとはこのことだ」と加えている。最後は日枝神社の舟渡し行事が載っている。
現存する日刊紙としては最も古い。2号からは活版印刷となる。岸田吟香、福地源一郎(桜痴)が「雑報・論説」で評価を高めた。経営難から明治44年大阪毎日新聞に経営が移った。勢力を盛り返したのは関東大震災以降で第二次大戦まで東京朝日新聞と並び日本の新聞界を二分した。
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トップ記事は長野県で起きた貞婦「せん」と悪僧「慶山」の事件。次は岩倉具視らの欧米使節団に随行した福地桜痴の手紙を掲載した。米国ソルトレークシティー(ユタ州)のモルモン教徒の一夫多妻を認める共同体に関するもので、末尾に豪雪で摂氏4度の寒さを伝えている。続いて軽い町ダネで、神田の酒店が開店祝に無料で酒を出したら、街に酔っ払いが溢れた。論評で「仁が過ぎれば却て禍があるとはこのことだ」と加えている。最後は日枝神社の舟渡し行事が載っている。
現存する日刊紙としては最も古い。2号からは活版印刷となる。岸田吟香、福地源一郎(桜痴)が「雑報・論説」で評価を高めた。経営難から明治44年大阪毎日新聞に経営が移った。勢力を盛り返したのは関東大震災以降で第二次大戦まで東京朝日新聞と並び日本の新聞界を二分した。
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展示品:30 錦絵新聞・東京日々新聞 芳幾
画・一恵斎芳幾(よしいく) 版元・具足屋嘉兵衛(具足屋)制作・1874(明治7)年 竪大判 渡辺彫栄 落合芳幾(一恵斎芳幾)は本名幾次郎 1833(天保4)年-1904(明治7)年 歌川国芳の門下で月岡芳年と兄弟弟子として浮世絵師また新聞人として活躍した。
東京初の日刊紙『東京日日新聞』が部数を伸ばすことに目をつけた絵草紙問屋「具足屋」が、東京日々在籍の落合芳幾と戯作者・山々亭有人と版元の協力で、新聞記事から一般に受けそうな「美談・情痴・殺人」など題材を選び、錦絵に記事をつけ情報提供の機能と娯楽性を持ったユニークなメディアとして発売した。芳幾は写実的技法が素晴らしく、生々しい題材にも浮世絵以上のリアリティー溢れる描写で、刺激を求める人々の評判となった。予想を超えた部数が売れたことで、同じような錦絵新聞が全国で発行されることになった。
第1号は東京日日新聞の第1号トップ記事と同じで、長野県で起きた貞婦「せん」と悪僧「慶山」の事件を題材にしている。
長野事件のあらまし
信州今井村に宇兵ヱという貧しい農夫がいた。働き者だったが病を得て3年も床に就いたままだった。妻のお仙は貞淑で美しく、懸命に夫の看病をしていた。ある時、慶山という東京の僧がこの地にきたのを知って、お仙は夫の治癒を祈ってほしいと頼み家に呼んだ。ところが慶山は、お仙の姿色に迷って迫るのである。これに従わないお仙に慶山は欲望を抑えきれず翌夕、白刃をもって迫り、頑として従わず逆に諌めたお仙を殺害してしまう。
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展示品:29 東海道名所之内・桶狭間(行列東海道) 艶長
画・一橋斎艶長 版元・海老屋林之助 制作・1863(文久3)年 竪大判 163枚(図)を歌川派の絵師16人で、将軍家茂が上洛する行列を描いている。
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展示品:28 桶狭間合戦稲川義元朝臣陳歿之図 芳年
展示品:26 桶狭間大合戦之図 芳年
画・一魁斎芳年(よしとし) 版元・不明 制作・1864(元治元)年 三枚組 月丘芳年(一魁斎芳年)1839(天保10)年-92(明治25)年 新橋丸屋町生まれ 通称米次郎 国芳門人で号は一魁斎のほか魁斎・大蘇などで、新聞錦絵なども描いている。
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展示品:25 五十三次名所図会 広重
画・歌川広重 版元・蔦屋吉蔵 制作・1855(安政2年)年 竪大判 五十三次名所図絵(竪絵東海道)と呼ばれ、全55図 鳴海有松しぼり店 絞と町並みが描かれている。
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展示品:24 東海道・宿場間 豊国
画・歌川豊国 版元・上総屋岩蔵 制作・1952(嘉永5)年 竪大判 東海道地鯉鮒鳴海間 有松伴左衛門 編笠の人物が描かれている。
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展示品:23 江都錦今様国尽 国芳
画・国芳 版元・ 制作・ 竪大判
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荒木集成館
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荒木集成館
展示品:22 鳴海 重信
画・柳川重信 版元・不明 制作・1804(文化元)年 横小判 葛飾北斎と柳川重信の共作シリーズで59図ある。重信が日本橋・六合渡し・原・鞠子・藤枝・鳴海・宮・京都を描いている。
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展示品:21 東海道桶狭間之勝景 貞秀
展示品:19 書画五十三駅 重清
展示品:18 東海道五十三対・鳴海 豊国
展示品:16 東海道五十三次の内・役者 豊国
展示品:15 東海道之内地鯉鮒有松之景(行列東海道) 国周
画・豊原国周 版元・不明 制作・1863(文久3)年 竪大判 国周(荒川八十八)1835-1900(天保6-明治33)年 京都生まれ 周信に学び三代豊国に入門 号は花蝶斎・華蝶楼・豊春楼・米翁などを使った。
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展示品:14 東海道五拾三駅 立祥
展示品:13 東海道中膝栗毛彌次馬 芳幾
展示品:12 隻筆五十三次 広重
画・歌川広重・三代豊国合筆 版元・丸屋久四郎(丸久版) 制作・1854-55(安政元-2)年 竪大判 全55図 三代豊国が人物を描き広重が背景に五十三駅の名所を描いた。
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展示品:11 東海道五十三次之内・美人東海道 国貞
画・国貞(三代豊国) 版元・佐野屋嘉兵衛(佐野嘉版) 制作・1836(天保7)年頃 竪中判 美人東海道鳴海ノ図 三代豊国が改名前の国貞時代に得意の美人画を前面に背後に保永堂版東海道を借用し描いている。
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展示品:10 東海道五十三次之内・役者見立東海道 豊国
画・歌川豊国 版元・伊勢屋兼吉 制作・1862(嘉永5)年 竪大判 鳴海人丸 豊国の東海道のシリーズで前景に歌舞伎役者の見立絵を描くことから役者見立東海道と呼ばれる。
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展示品:9 大日本物産図会 広重
展示品:8 東海道五十三次・豆版
画・版元・制作年共に不明 豆版 宮と張り合わせてあった。描かれている絵は重宣の「東海道五十三次」によく似ている・
2009年5月8日~8月9日 東海道の宿場「鳴海」の古今~記者の目で見つけた地元の歴史~(荒木集成館)展示品 淡河俊之コレクション
2009年5月8日~8月9日 東海道の宿場「鳴海」の古今~記者の目で見つけた地元の歴史~(荒木集成館)展示品 淡河俊之コレクション
展示品:7 東海道鳴海(行列東海道)
展示品:6 東海道五拾三次・狂歌入 広重
画・歌川広重 版元・佐野屋嘉兵衛 制作・1840(天保11)年頃 横中判 全56図 鳴海の宿に歌「たがぬいひし梅の笠寺 春さめに旅うぐいすのきてや行くらん」が挿入されている。
2009年5月8日~8月9日 東海道の宿場「鳴海」の古今~記者の目で見つけた地元の歴史~(荒木集成館)展示品 淡河俊之コレクション
2009年5月8日~8月9日 東海道の宿場「鳴海」の古今~記者の目で見つけた地元の歴史~(荒木集成館)展示品 淡河俊之コレクション
展示品:5 五十三次・人物東海道 広重
展示品:4 東海道五十三次四十一 重宣
展示品:3 東海道五十三次 広重
展示品:2 東海道四十一・五十三次之内 広重
展示品:1 東海道・行列東海道
東海道の宿場「鳴海」の古今 出展目録

東海道の宿場「鳴海」の古今への出展目録です。ここに掲げる物の他、「猩々」など展示します。
1 東海道 行列東海道
2 東海道四十一 五十三次之内 広重
3 東海道五十三次 広重
4 東海道五十三次四十一 重宣
5 五十三次 人物東海道 広重
6 東海道五拾三次 狂歌入 広重
7 東海道鳴海 行列東海道
8 東海道五十三次 豆版
9 大日本物産図会 広重
10 東海道五十三次之内 役者見立東海道 豊国
11 東海道五十三次之内 美人東海道 国貞
12 隻筆五十三次 広重
13 東海道中膝栗毛彌次馬 芳幾
14 東海道五拾三駅 立祥
15 東海道之内地鯉鮒有松之景 行列東海道 国周
16 東海道五十三次の内 役者 豊国
17 今川義元桶狭間大合戦之図 年英
18 東海道五十三対 鳴海 豊国
19 書画五十三駅 重清
20 鳴海流王香広告
21 東海道桶狭間之勝景 貞秀
22 鳴海 重信
23 江都錦今様国尽 国芳
24 東海道 宿場間 豊国
25 五十三次名所図会 広重
26 桶狭間大合戦之図 芳年
27 燿武八景鳴海夜雨 国芳
28 桶狭間合戦稲川義元朝臣陳歿之図 芳年
29 東海道名所之内 桶狭間 行列東海道 艶長
30 錦絵新聞 東京日々新聞 第1号 芳幾
31 東京日々新聞 毎日新聞の前身 第1号 木版摺り
32 桶峡合戦之図 周延
33 尾州桶狭間合戦 豊宣
34 桶狭間大合戦之図 芳虎
35 桶狭間前田犬千代軍功 延一
36 新撰太閤記 豊宣
37 忠臣蔵鳴海絞着物姿役者 国周
38 弥生土器 台付甕 高杯 小形甕
39 土垂
40 山茶碗 甕の破片
41 須恵器 杯 蓋
42 木桶
43 日本刀 拵え
44 行器 ほかい
45 脇指 拵え
46 銭箱 鍵付
47 土人形
48 高札
49 第一回国勢調査
50 辞書

51 葵紋入萩山焼茶碗
52 火薬入れ
53 小田原提灯
54 菓子木型
55 蝋燭立て 銅製
56 東海道五十三次滑稽道中壽語録
57 矢立
58 折りたたみ式旅枕
59 おみくじ 真鍮製
60 火打石 火打金
61 煙管 煙草入
62 早道
63 銭
64 携帯用蝋燭立
65 太平武将年代重宝記
66 一円銀貨
67 方位磁石
68 印籠
69 東海道木曽路年玉道中記大成
70 提携施設のガイドブック 旅行用
71 なるみ焼大茶碗 茶碗
72 行灯
73 火熨斗 ひのし
74 貧乏徳利
75 濃尾大地震記録図 測候所記録
76 藩札
77 鳴海伏見屋での自殺書置き
78 鑑
79 武士訓 1 2 3 4冊
80 名古屋汎太平洋博覧会
81 足軽甲冑 備具足 小形甕
86 薙刀 家門入り 拵え
82 鳴海代官所建物柱
83 陣笠
84 弁当箱
85 弁当箱
87 槍 家門入り 拵え
88 薬箱 薬
89 武家提灯
90 船徳利
91 山海道中記
92 尾張国全図
93 天保十二年鳴海村絵図
94 鳴海絞 反物 洋服 手ぬぐい 朱印帳 お守り
95 幼学綱要児童用教科書 1 2 3冊
96 愛知郡史談
97 古今西方往生記 鳴海山中泉谷教主
98 鳴海球場入場券
99 なるみ荘分譲地区割図 なるみ荘第二分譲地区割図
100 鳴海名所八景和歌

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